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一見、同じように見えるダイヤモンドも、世界に同じ人間が二人いないように、ふたつとして同じものはありません。
そして完全な人間がいないように、フローレスと呼ばれる極めて少量のダイヤモンドを除いて、大抵のものには内包物があります。
クラリティのグレードは、この内包物の数、大きさ、色、場所などによって決められ、少ないほど希少価値は高くなります。
しかし、ダイヤモンドの内包物は言ってみれば天然の指紋のようなものであり、一粒一粒の個性でもあるのです。
たとえ内包物があったとしても、輝きに影響を与えない程度のものであれば、ダイヤモンド本来の美しさは損なわれることはありません。
もし、ダイヤモンドの輝きに影響を与えるような内包物は避けたいとお考えなら、VS2以上をお選びになられれば、肉眼では内包物を発見することは非常に困難ですし、輝きに影響を与えることも全くと言って良いほどありません。
クラリティのグレードを決めるにあたっては、効果的な照明の下で10倍に拡大して専門家によって検査され、下のチャートのように鑑定されます。

クラリティ特徴には2種類(ブレミッシュ:外部、インクルージョン:外部から内部もしくは内部)があり、インクルージョンは、完全に内部か表面から内部に伸びています。
クラリティグレードに与える影響は、それらのサイズ、数、位置、性質、色およびレリーフによって決まります。
典型的なブレミッシュには、スクラッチ、ニック、およびナチュラル(カッティング工程で残された原石結晶表面)が含まれます。
インクルージョンには、鉱物結晶、割れ(フェザーと呼ばれる)、および結晶構造中のひずみの跡が含まれます。
10倍でブレミッシュやインクルージョンはない。
10倍でインクルージョンがなく、重要でないブレミッシュのみ。
10倍で見えにくい微小なインクルージョン
10倍で見えにくいものから見えやすい範囲の軽度なインクルージョン
10倍で見えやすいまたは非常に見えやすい明瞭なインクルージョン
比較的大きな石では、肉眼でもインクルージョンを判別できる場合もある。
フェースアップで肉眼で見えることがある顕著なインクルージョン
I3では、石の耐久性を脅かすこともある。
ブレミッシュは外面上のもので加工仕上げした石に残されたスクラッチ、小さなニックやチップ、そして原石結晶の表面の1部などを言います。
インクルージョンは内面的なもので、他の鉱物結晶(またはダイヤモンド)、フェザー(割れ)、結晶構造内の歪の跡、あるいは他のインクルージョンの色を明るくしたり除去するために使ったレーザーでできた穴などを言います。
ブレミッシュとインクルージョンの両方を意味する一般的な用語が、クラリティ特徴です。
インクルージョンは通常グレードや価値、美しさ、耐久性などにブレミッシュよりも大きい影響を与えます。
しかし、ダイヤモンドの中には稀に、訓練をつんだグレーダーが調整された条件の下で10倍に拡大して見てもブレミッシュやインクルージョンがまったくないものがあります。
このような石はフローレスと呼ばれ、高く評価されます。
スケール上の正反対の最後にあるインパーフェクトの石は、肉眼で見え、あるいは耐久性に影響をおよぼすインクルージョンを含んでいます。
この両極端の間には10倍に拡大すると見えにくいものから、容易に見えるインクルージョンのあるダイヤモンドがあり、また、外観や美しさ、耐久性に及ぼす影響は、ほとんど撮るに足りないものもあります。
重量や色の場合と同様に、クラリティが価値を及ぼす影響は稀少性と直接関係があります。
インクルージョンのないダイヤモンドは少ないので値段が高くつけられています。
インクルージョンはクラリティグレードの価値を低くしています。
しかし、インクルージョンにはその欠点を補うような長所もいくつかあります。
インクルージョンはダイヤモンドがどのように形成されたかについての情報源であります。
また、カッターが原石の扱い方を決定するときにも役立つし、ダイヤモンドの鑑別特徴の1つとしては、ジェモロジストがダイモンドと類似石を見分けるのに役立ちます。(ダイヤモンドと類似石を鑑別したり同一性の確認をする場合には、フローレスのダイヤモンドよりインクルージョンのある方が容易である。)
カラット重量のほかに、クラリティは一般に顧客に対する説明や証明が比較的容易にできるCです。
宝石顕微鏡を使えばインクルージョンが拡大してもいかに小さいかを顧客に見せて神秘性を取り払い、ダイヤモンドの品質基準の厳密性(およびあなたの専門知識と公平無私な態度)を顧客に強く認識させることができます。
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