
ダイヤモンドは、等軸配列で結晶化した炭素でできた鉱物です。
Diamond is a mineral made of carbon crystallized in an isometric arrangement.
自然界で形成される動物、植物、鉱物のうち、鉱物は他の2つと異なり無機物質です。
すなわち生命を持たず、現在まで生命を持ったことはありません。
大半の鉱物と同様、ダイヤモンドには独自の化学組成および結晶構造があります。
化学組成とは、鉱物の含有する原子の種類、およびその相対的な量を示し、鉱物の化学式として表すことができます。
結晶構造とは、その原子の規則的配列を説明したものです。
ダイヤモンドの化学組成は基本的に純粋な炭素で、その化学式はCとなります。
ダイヤモンドは単一元素でできた唯一の宝石であり、他の宝石はすべて2種類以上の組み合わせとなります。
ダイヤモンドの結晶構造は等方性(アイソメトリック;等軸)となります。
等方性結晶の原子は基本的に全方向に対して配列が等しくなります。
この化学組成と結晶構造の組み合わせが、ダイヤモンドをダイヤモンドたらしめ、その耐久性、美しさと価値をつくる光学特性および物理的特性を生じさせています。
例えばグラファイトおよび石炭も炭素で出来ていますが、両方とも原子の配列がダイヤモンドと異なります。
ガーネットおよびスピネルは等軸晶系の宝石で、この点では似ていますが炭素で組成されていません。
温度と圧力が、炭素が結晶化する時にその形状を決定する要因となります。
本文の参考資料並びにソース:GIA DIAMOND
