結婚指輪の製造方法
Four-Cs

Manufacturing Process

結婚指輪の製造方法のご紹介

結婚指輪の製造方法には、大きく分けて鍛造と鋳造の2つの方法がございます。

この2つの製造方法において、日本はお家芸とも言える技術の高さを誇ります。

鍛造製法

日本古来の刀鍛冶の技法であり、金属に圧力を加えて鍛えながら成型していく方法。

金属は叩く(鍛錬する)ことによって内部組織が綿密で均質になるため、強度に優れ材質に強さと硬さが出てきます。

鍛造には、ワッシャー製法、プレス製法、切削製法などがございます。

硬度:製法と形により150-190Hv。

※ハードプラチナで90-120Hv。

ワッシャー製法

プレス製法

切削製法

特殊鋳造(キャスト)製法

地金を型に流し込み成形していく方法。

鍛造に比べデザインの自由度が高く、繊細なデザインが可能です。

最新技術により、高硬度も達成。

硬度:硬化キャスト製法の場合、平均硬度は180Hv。

硬化キャスト製法

ウルトラハードプラチナ999(UHP999)

日本のパイロット社が特許取得し、PGI支援賞に輝いた特殊技術。

硬度:平均硬度は200Hv。

ウルトラハードプラチナ999


ハードビッカース(Hv)について

硬度計

ハードビッカース(Hv)は、物質の硬さを表す単位です。

硬度計にある正四角錐(ピラミッドの形)のダイヤモンド端子を測定する金属の表面に一定の加重で先端から押し当て、出来た「くぼみ」を顕微鏡で計測して算出します。