Information
国際的なダイヤモンドルース価格の高騰と主要ダイヤモンドマーケットの台頭が要因で、日本国内への新規輸入ダイヤモンドルース価格が2011年度初頭より高騰を続けております。
円高要因により何とか相殺しておりましたダイヤモンド価格の上昇が、東日本大震災による国内マーケットの想定外の需要の落ち込みと中国、 韓国、インド等の活発なダイヤモンドルースの需要増により、国際マーケットにおける相対的な日本マーケットの信頼下落に拍車がかかり、2011年度中期に入りダイヤモンドルース価格の上昇が止まらない状態となっております。
既に全てのグレードにおきまして輸入価格が上昇しており、いつ大幅な価格変動が起こるか分からない状況が続いております。
今回の価格変動はダイヤモンド輸入各社の在庫バランスにより、2011年度中期から後期に向け現時点では段階的に修正されると考えられています。
比較的安価であった既存在庫が減少し、価格の高い新規輸入在庫の比率が上がるにつれ、価格上昇を緩和する要因が徐々に薄れて、各社が段階的に価格の修正に入ります。
顕著なのは基本的に長期在庫を持たないダイヤモンド輸入1次商社で、価格がダイレクトに上昇しています。
特に2011年中期のダイヤモンドルース高騰の流れは、もはや為替が数パーセント円高方向に振れましても、高いものでは数十パーセントの上昇率で上がる価格相場を抑えることが出来ていません。
弊社と致しましても誠意努力させていただく所存でございますが、事前のご連絡無く段階的に価格を上方修正させていただく場合がございますので、ご迷惑をお掛けし甚だ恐縮ではございますが、予めご了承下さいます様お願い申し上げます。