Four-Cs

Famous Diamond

「アルコッツ」 THE ARCOTS

永遠の輝きをイヤリングに込めて

重量:57.35カラット(合計で)

カラー:記載なし

クラリティ:記載なし

カット:ペアーシェイプブリリアント

産地:インド

1777年、南東インド「アルコット」の大富豪アジムウブドゥアラは、イングランド王ジョージ三世の王妃シャーロットに、2つの美しい対のダイヤモンドを贈りました。

1818年彼女が死んだ際、4人の娘達を援助するお金を作るため、遺言でダイヤモンドの売却を指定していました。

クラウンジュエラーであるRudell Blidge & Co.が名乗りを上げ、1837年Bridgeが死んで会社が売却されるまで、それを所有していました。

次に買い取ったのはウエストミンスター侯爵で、妻の誕生日プレゼントにイヤリングとしてこの対のダイヤモンドをはめ込みました。

アルコッツは、1930年までイヤリングとして着用されましたが、この年にパリのジュエラーLaclocheは、32カラットのブリリアント、および1421個の小さなダイヤモンドと一緒に、アルコッツをウエストミンスターティアラにはめ込みました。

1959年6月、3人目のウエストミンスター侯爵であるウイリアムグローブナーは、サザビーにティアラを競売させました。

ハリーウインストンがこれを落札し、アルコッツを再びイヤリングにはめ込みました。

現在アルコッツは、テキサスの個人コレクションの中に含まれています。

本文の参考資料並びにソース:GIA DIAMOND GRADING